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ちなみに『君の名は。』は観てないです

昔ね、なんかスゲェ面白いブログを読んだんです。


そりゃもうめっちゃ面白くて、テンションが上がらないことで御馴染みのこのぼくが腹抱えて笑ったくらい。
実際は口角がちょっと上がって端からンフッwみたいな変な音が漏れただけだったかもしんないけど、まあとにかく面白かったの。

何度でも読みたい心のオアシスになり得る文章だった。

 

ただ、面白ブログにはありがちなことですけど、更新が少ない。
ぼくが同世代の女性と会話する機会並みに少ない。具体的に言うと年一か多くて二回。確変入って三回。
だもんでしばらくすると存在を忘れちゃう。
ぼくも同世代の女性がこの世に存在するってこと、しばしば忘れますからね。
たまに外出て見かけるとなんか嬉しくなります。
いやらしい意味じゃねーよ。二千円札ゲットしたら嬉しくない?その感じ。

んで、忘れてる間に機種変更のどさくさでブックマークどっかいっちゃう。
ふと思い出したころにはタイトルもハンドルネームも記憶の彼方。日々の生活っていう奔流に押し流されて、オアシスは電子の海に呑まれてった。一期一会。
そんな悲しい過去があるんですけど。


見つけたんです。最近。そのブログの人。


本当に偶然。別に探してもない。つーか気付くまで忘れてた。
喪女で、現在三十●歳で、面白い。そんな人他に、いますかっていねーか、はは。
忘れてたけど仕事は看護師だったなみたいな事もだんだん思い出してきたりして、なんならもう町で偶然元カノに会ったみたいな雰囲気になってきたけど大丈夫?

十中八九あの時のオアシスだって、確信したわけです。
実は有名な人らしいので知ってたらこれだけの情報でもピンとくるでしょう。まあ、そう。あの人。
加藤はいねさんっていうんですけど。
ここだけの話ちょっと今回文章雰囲気だけ真似てみたんだけど、どう?似てる?
あっ、似てない。
うん。

そんなわけで、運命の再会っつーの?ぶちかましたわけ。


まさか人生初(かつ最後)の運命の再会の相手が面白三十●歳喪女ブロガーとは思わないよね。会ってもいねーし。

まあ正直、昔読んだことあるつっても何年前だかさっぱり思い出せないし、なんなら記憶が曖昧過ぎて別の何かと間違えてるんじゃねーかって不安も無きにしもあらずなんですけど。


でもね、なんかあるんですよ。


独特の文体に感じる懐かしさみたいな。前前前世からのなんかみたいな。
もしかしたらあの時自分が読んだブログとは別のブログかもしれない。
あまりにも記憶が遠くてハンドルネームにも見覚えがない。
でもわかるんです。書いてるのは彼女だって。
(※後日調べたらやはり以前自分が読んだのは加藤はいねの現在閉鎖された別ブログであることがわかりました。更新日時からしておそらく大学時代に読んだ模様)


もうね、気分は瀧君と三葉ちゃん。


つい、言ったよね。
君の名は。」つって。
映画と違うのは、完全無欠の一方通行ってとこですけど。

よく覚えてないけど、全然変わってない。
あの時口角の隙間からフヒュッwとかなんとか漏らしたあの感覚。
きっと、この変わらなさがぼくたちを引き寄せたんだと思う。
相変わらず処女でよかった。
よくねえよ。


こんな面白いのになんでこの人モテないのって思うじゃん。思うの。
他人のモテるモテないをどうこう言えた身分じゃないんですけど、まあそれはとりあえずおいといて。


そりゃ、男女のアレなんて「※ただし」みたいなとこあるよ?
三十●年間彼氏無しなら、まあなんていうかその、なんていうか、その、あれかもしれない。
いや、でも、あの、世の中には必ずしも「※」というわけでもないカップルなんて山ほどいるわけで。
ちなみに加藤はいねでググって出てくる画像は本人じゃないらしいっすよ。

まあとにかく、えっと、その、うまく言えないけど、もどかしい気持ちになるわけですよ。


なんで?って。


ただ面白いだけじゃなくて、変な魅力っていうか、応援したくなるっていうか。
なんならもう好き?みたいな?
なにしろ運命の再会相手だし。
軽く(ブログサービスの)前世越えて会いに来ちゃったし。
いやまあ、実際付き合えるかっていうと、無理だけどさ。
いくらぼくが彼女と似たり寄ったりのモテなさだとしても、選ぶ権利はある。
トイレでうんこ爆発させる女はちょっとね。


もし仮に、万が一、何らかの手違いで、うっかり、加藤女史に三十●年越しの春が来た場合。
たぶん、今みたいな切れ味はもうなくなっちゃうかもしれない。


恋人ができたツイタラーも軒並みつまらなくなるアレ。
なんつーのかな、牙が抜けたっていうか。
だけど、どんなに鈍っていたとしても、彼女のあのセンスでもって綴られる


「来ました」


みたいな話を、待ち望んでる。
なんとかこう、幸せになってほしい。
下半身の糸守町いつまでも守っとる場合ちゃうぞ、と。
はよ誰かのティアマト彗星つかまえろや、と。
密かに応援せずにはいられない。


そういうよくわからん魅力が加藤にはある。
もはや好き過ぎて呼び捨ても致し方無しみたいなとこあるよね。
一回り近く年上だけど。
まあ新人と肩並べて怒られてる加藤だから。若い若い。


それにほら、うんこ爆発女ですらなんとかなるなら、もしかしたら自分も、みたいな励みになったりさ。
瀧君や三葉ちゃんみたいな美男美女じゃなくても。
どんなモテなくても、ひとりくらい、いるかもしれないじゃないですか。
ナントカの相手ってやつが。
白馬の王子様とまではいわない。
前前前世から探してなくたっていい。
徒歩の村人とかでいい。鏡ぐらい見たことあるよ。
それでもさ。


それを彼女には証明してほしい。


まあ、ぼくの運命の相手チケットはそのうんこ爆発女に使っちゃったんで、もう無理かもしれないですけど。